|呪|滅|の|言|霊|

第二話 れたマリオネット


「見えた……」
 呟くと、青年は砂よけのために覆ったフードを手で持ち上げた。
 地平線に、機械都市が陽炎のように揺らめいている。
煉獄の果てメダラジカ』で鍵が付けられたままになっていたサンドバイクを拝借したものの、マイロタウンの手前五マイルというところで突然エンジンが黒煙を噴き、結局徒歩になってしまったのだった。
 時折すれ違う商人や旅人たちが、青年を驚いたように見ては去っていく。
 それもそのはず、砂漠を昼間に徒歩で旅するなど自殺行為以外の何ものでもなく、彼らは皆なにがしかの乗り物に乗っていた。
「おーい、そこのにいちゃん! 乗ってくかあ?」
 背後でサンドバイクの音がし、振り向くとサングラスの髭男が彼を見て笑った。
「……いや、いい」
「遠慮すんなって」
「さすがのオレも、百万バレルなんて大金は持ち合わせてない」
 すると、髭男は目を大きく見開いた後、豪快に笑い出した。
「バレちゃあしょうがねえな」
 彼のサンドバイクの腹にペイントされた『エンベロータクシー』という文字の下に、その三十分の一の大きさで初乗り料金が書かれてあるのを、青年は見逃さなかった。
 それで計算すると、たった二マイルに約半年分の宿泊費がかかることになるのだ。
「にいちゃん、バカじゃあないらしいな」
「常識だ」
「いや、違うな。常識人はこんな炎天下に歩いて旅なんぞしねえよ」
 盗んだサンドバイクが故障したとは言えず、青年は忌々しげに沈黙した。
 一方、髭男はなおも食い下がる。
「ゼロをひとつ減らしてやるからさ、乗れよ」
「……みっつだ」
「そりゃボッタクリだぜ!」
 自分のことは棚に上げて、彼は喚いた。
「ムダに走るかガス代だけでも稼ぐか、これはあんたの問題だ。さあ、どうする?」
「………!」
 不敵に微笑む青年に、髭男はついに観念した。


「……何だ、アレは?」
 近付いてきた機械都市の城門に、青年はサンドバイクの後席で顔をしかめた。
 そこには巨大スクリーンが掛けられてあり、ひとりの少女が笑いながら様々なポーズをとる映像が繰り返し流されていた。
「にいちゃん、ココロちゃんを知らねえのか!?」
「ココロちゃん……」
 髭面に似合わぬ言い様に青年はいっそう眉根を寄せたが、運転手はそんなことにかまわず解説に入った。
「ココロちゃんはマイロタウンのアイドルさ。見ろ、あの愛らしさ! 歌って良し踊って良し喋って良しだ。オレにあんな娘がいたら、どんな遠くに客を連れてっても、その日のうちに家に帰るぜ」
「………」
 いかにもゴロつきの風体の髭男がマイホームパパをやっているところなど、想像したくもなかった。
 淡いピンクのブーケを抱きしめて微笑む少女を見たのを最後に、青年は砂の世界から金属の世界へと入っていった。

     ■□■

 目抜き通りで二マイル分の運賃を払った後、青年はすぐに横道に入った。
 表からわずか一本しか外れていないというのに、そこは茶褐色に染まり、店は閉められ、通りには汚物が散乱していた。
 人気はなく、剥がれかけた壁がわずかな風でまた剥がれていく。
 青年はそれらにかまわず、さらに奥へと進んでいった。
 やがて、青年の前方に巨大な鉄の柱が姿を現した。
 地上百階を誇る機械都市の最下層を支えるもので、それと同じ物があと十一本あるはずである。
 ふと、その柱のたもとに赤い灯が揺らめいているのを見て、青年は足を止めた。
 屋台車である。
 のれんの向こう、湯気に霞んで、白髪の老人が麺をゆでているのが見えた。
 が、客の姿はひとりとしてない。
(自分で食う気か?)
 彼自身、腹は減っていたが、今は先にしなければならないことがあった。
 しかし、目指す柱の階段に向かう途中、どうにも美味しそうな匂いが彼の空腹を刺激し、青年は思わず老人に声をかけた。
「じいさん、あとで食いに来ても?」
 すると、老人は視線を手元に落としたまま、「ああ」とだけ答えた。
 青年は屋台の横を通り過ぎると、柱の周りを取り囲んだ鉄のフェンスを乗り越えた。
 見上げれば、黒雲のように空を覆う上層階まで、階段が延々と螺旋を巻いている。
「……これだけ弱いと、アテにはできんな」
 呟いて、青年は階段を上り始めた。
 やがて、眼下にくすんだ街並みが姿を現した。
 このマイロタウンは平たい段状の円錐形をしており、中央上方に行くほど人や物、金が集まるという、社会の縮図のような都市であった。
 それらのすべてから遠いこの場所は、もはやその存在さえ忘れられてしまっているだろう。
 五分ほどしてようやく次の階へ辿り着いた青年が相変わらず殺風景な周囲に吐息した時、突然、横合いの小道から人が飛び出して来た。
「ぐっ……!?」
 相手の突進を直に受けた青年は、背中越しに階段の手すりを乗り越えてしまった。
 あわや転落死のところを、寸前で伸ばした手で手すりの根元を捉え、なんとか落下を免れる。
 一方、青年を突き飛ばした人物は、思いきりぶつけた顔を押さえながら、金属の床の上で身を起こした。
「いたたたた……」
 被っていた真っ赤な帽子が下から吹き上げる風に転がっていく。
「……おい」
 青年が苦しい体勢から声をかけると、その人物はようやく青年を振り返った。
 かわいらしい顔立ちの少女だった。
「あなた……!」
 彼女は青年を認めると、瞬間的に蒼白な表情をつくり、彼のもとまで這ってきた。
「ど、どうしよう。大丈夫ですか!?」
 言いながら、なんとも非力な手で彼の手を落ちないように掴む。
 青年は溜息をついた。
「やっぱり食ってからにすればよかった」
「え?」
「放せ。オレは降りる」
 次の瞬間、青年は自ら手すりから手を離した。
 少女は悲鳴を上げることもできず顔を固め、しばらくして下の方でドサリという音がしたのを聞いた。
「――ど、どうしよう。どうしよう。どうしよう!」
 少女がパニックを起こして顔を覆った時、
「こンの馬鹿モンが!」
 下方で怒鳴り声がし、手すりの間からおそるおそる覗き込むと、屋台の老人が死んだはずの青年に詰め寄っていくところであった。
「せっかく人が片したのに散らかしおって!」
 先刻の物静かな様子とは打って変わって、老人は尻をはたく青年にくってかかった。
「ああ、感謝するよ。このゴミの山がなけりゃ、オレは死んでた」
「なんてことだ! ワシとしたことが、ゴミを増やしてしまった!」
 天を仰ぐ老人に向かって、青年は目を吊り上げた。
「……それはオレのことか」
「他に誰がおるというんじゃ」
 吐き捨てるように言うと、老人は踵を返した。
「世の中まったく間違っとるわい」
 ぶつぶつと文句を言いながら屋台に戻っていく老人を青年が憮然と見た時、騒々しい音がして少女が階段を駆け下りてきた。
 息を切らしながらフェンスの破れたところから這い出すと、乱れた髪もそのままに彼のもとへ突進する。
「あっあののの、あの、大丈夫ですか!? ケガ……ケガは!?」
「……またオレを突き飛ばす気か?」
 青年は呆れながら言うと、足先を屋台へと向けた。
「あ、待って……!」
 少女は青年を追いかけると、彼に続いて赤い丸椅子に腰かけた。
「じいさん、ラーメンひとつ……」
 青年が注文しようとした時、湯気の立ち上るどんぶりが少女の前に置かれた。
「おじいちゃん、ありがとう」
 老人に礼を言う少女の横顔を青年が不審げに見遣ると、それに気付いた彼女は申し訳なさそうに言った。
「あの、さっきはホントにごめんなさい。おじいちゃんと約束してたんだけど、遅れそうだったから慌ててて……」
「もういい。早く食わないとのびるぞ」
「ありがとう」
 ようやく安堵して箸を口に付ける少女を見ていると、ふいに老人が言葉を発した。
「おい、ラーメンだけでええんか」
「あ、ああ……」
 答えながら、青年は内心で首を傾げていた。
 少女とは初対面だったが、誰であるかはすぐにわかった。
 髭面のタクシー屋が騒いでいたあのアイドルである。
 その、巨大スクリーンを長時間占拠し、人気絶頂であるはずの彼女が、なぜこの世の果てとも思える場所の屋台でラーメンをすすっているのか。
(いや、そんなことより――)
 微かながら常に漂う言霊の匂いに、青年が目を細めた時、少女が再び彼を見た。
 自分だけが先に食べ、彼が暇を持て余しているとでも思ったのだろう。
「あの、あなた、旅人さんですか?」
「……ああ」
 青年が気のない返事をすると、老人がカウンターの向こうからじろりと彼を見遣った。
「根無し草がこんなところに何の用じゃ」
「おじいちゃんたら、そんな言い方。ごめんなさいね」
「……別に、ちょっと探し物をしていただけだ」
 青年が不機嫌そうに外を向くと、老人がまた悪口をたれた。
「見てわからんのか。こんなところ、何にもありゃせん」
「おじいちゃんっ」
 青年の鋭い視線が老人に飛ぶ。
「……おい、じいさん」
 少女が息を呑んで青年を見た。
 青年は箸立てから割り箸を引き抜くと、上下に揺らせた。
「ラーメン、まだかよ」


「わあ、じゃあこの大陸の町は殆ど旅したってことですねっ。いいなあ」
 組んだ腕に首をのせ、少女が吐息した。
「私、この町から出たことないんです。バーチャルでなら色々と行ったけど……。いつか行ってみたいなあ」
 はしゃぐ少女を横目に青年がラーメンをすすっていると、小さな機械音が鳴った。
 少女のアームフォンであった。
「ちょっとごめんなさい。――もしもし」
 小さな画面にサングラスをかけた男が映るのが一瞬見えた。
「え、でも明日はオフだって……そんな! ミゲルさん、私だって少しは普通の……それはわかってます。でも……」
 相手の声は直接彼女のイヤーキャップに流れていたが、彼女の話しぶりからその内容はすぐにわかった。
「……はい、わかりました。すぐに戻ります」
 落胆する少女に、老人が静かに声をかけた。
「ココロ、仕事か?」
「うん……今夜はゆっくりしていけると思ったんだけどね。ごちそうさま」
 少女は寂しそうに微笑むと、丸椅子から降りた。
 階段の方に行きかけて、ふいに振り向く。
「あのっ」
 青年が首を回すと、彼女はこちらを見ていた。
「探し物、見付かるといいですねっ」
「……ああ」
 少女の足音が聞こえなくなって、老人が溜息と同時に餃子の皿を差し出した。
「食え」
 青年は遠慮なくそれを口に運んだ。
 香ばしく、妙に旨く感じた。
「……あの子、じいさんの孫か?」
「いや。……おまえはココロを知らんのか」
「アイドルだろ。タクシー屋に聞かされた」
「それだけじゃない。あの子の本当のじいさんはヴォザールじゃ」
「ヴォザール……!?」
 意外な名前の登場に、青年は蒼氷色の瞳を僅かに見開いた。
 ウォザールはこのマイロタウンの最高実力者で、今日のマイロの繁栄はひとえに彼の指導の賜であった。
「――その孫として、生まれたときからずっと私生活をスクリーンにさらしてきた子なんじゃ。最初は七光りだなんだとやっかみにも遭ったが、何にでも一生懸命な性格が幸いしてな。今や押しも押されもせぬトップスターじゃ」
「一生懸命、ね……」
 青年は興味なさそうにこめかみをかくと、最後の餃子を口に放った。
「ごちそうさん。旨かったよ」
「当たり前じゃ。おまえが生まれる前から儂は商売しとったんじゃからな」
 青年は代金をカウンターにおくと、再び階段を上った。
(……やっぱりあいつのものだったか)
 街に入った時、感じて目指した言霊の匂いは既になく、青年は黒髪をかきあげた。
(あれだけ撒き散らしてたら、身を滅ぼすな。さて、どうする?)
 ふと、青年の視界に赤い物が映った。
 先刻、少女が落としていった帽子だった。

     ■□■

♪不思議ね 私が心の中で叫んだら
  あなたはすぐにコールくれるの
  こんなにも……こんなこと……


「はいはーい、カットカット。ココロちゃん、どしたー?」
 ディレクターの問いに、少女は思いきり頭を下げた。
「す、すいません……!」
「ちょっと休憩しよっかー」
「すいません!」
 何度もあらゆる方向に向けて頭を下げる少女に、マネージャーが歩み寄る。
「ココロ、どうしたんだ。四回目だぞ」
「ミゲルさん、すいません」
「オレに謝っても仕方がないだろ。最近、おまえ、おかしいぞ?」
 少女は押し黙った。
 彼女自身、自覚があったのだ。
「もういい。ヒーリングルームで少し頭を冷やして来い」
「はい……」
 肩を落とし、少女は廊下に出た。
 白い壁が、やけに冷たく感じる。
(――私、どうしちゃったんだろう……)
 爆発的ヒットを飛ばした一年前から、少女には時折自分の言動がわからなくなる時があった。
 伝えることに過剰に必死になったり、発言に対する責任をひどく取ろうとしたり、自分でもなぜそんなに過敏になっているのかわからなかった。
 少女がヒーリングルームに入ると、スピーカーからあからさまに静かな水音が流れ始めた。
 鏡台の前で項垂れていると、ふいに背後で風が動いた。
「――あ、あなた、昨日の……!」
 顔を上げると、鏡の向こうに物寂しい階段で出会った旅人が立っていた。
「どうしてここに?」
「探し物があると言っただろ」
 そう言って、持っていた赤い帽子を少女の頭に無理矢理かぶせた。
「ありがとう……」
 ヘアスタイルが崩れるのを恐れて、少女はすぐにそれを取った。
「あの、あなたの探し物って何なの? よかったら一緒に探すわ」
 鏡越しに少女を見た青年の瞳が、皮肉げに笑う。
「それどころじゃないんじゃないのか?」
「!」
「それに、見付かったからもういいんだ。まるで見当違いのものだったがな」
 彼が探していたのは、言霊を撒き散らすアイドルではなかった。
「そ、そうなの……」
 少女が再び床に視線を落とした時、青年は少女の背後に立った。
 長い手を伸ばし、少女の白い喉を掴む。
「………!」
 驚いた少女は両手で青年の手を掴むと、引き剥がそうと躍起になった。
 恐怖のためか、その鳶色の瞳が大きく見開かれている。
「何す……!」
「確かに好い声だが」
 青年は少女の耳元で囁くと、あっさりと手を離した。
「そのうち誰も聞かなくなる」
「え……?」
「今のままじゃな。大切にしないとすぐに涸れるぞ」
 少女は愛らしい顔を歪めた。
「何を言っているの? 私、これでもプロなのよ。喉には十二分に気を遣っているわ。嗄らせたりなんか――」
「そういう意味じゃない」
「……言いたいことが、わからないわ」
 眉を顰める少女に、青年は肩を竦めて見せた。
「……なぜ四回もNGを?」
 少女は首を振った。
「今まで歌詞をとちったり音をはずしたりしたことなんてなかったのに、最近歌ってると頭の中が急に真っ白になるの。自分が何を言っているのか、何を伝えたいのかわかならくなって……」
「だろうな」
「だろうなって……」
 少し怒ったような表情を浮かべて、少女は青年を見た。
 突然現れて、彼女に理解できないことばかりを言うのだから、それも無理のないことだった。
「おまえみたいに四六時中言葉に想いを込めてちゃ、自分でどれが本当に大切なものだかわからなくなるはずさ」
「え?」
「それどころか、伝わらなかった想いに自分が閉じ込められ、操られることになる」
 少女が盛大な溜息をついた。
「でも私、いつも言葉に想いを込めてるつもりじゃ……」
「だが、実際こもってる」
「そんな……。じゃ、じゃあ、どうすればいいの?」
 青年は軽く肩を竦めると、椅子に後ろ向きに跨った。
 背もたれに両腕をかけ、少女を見遣る。
「じゃあ、オレの言葉を繰り返せ。カリガオイトサド」
「え?」
「え、じゃない。繰り返せと言ってる。エミタカシナドガ」
「えっと……エミタカ……シナドガ――」
 困惑気味ながら、少女は素直に従った。
 奇妙な掛け合いがしばらく続いた。
「アライデシツルク――」
「アライデシツルク――」
「エトポノラキサマ――」
「エトポノラキサマ――」
「ドルクエンヌレソイラ――」
「ドルクエンヌレソイラ――」
「イトエルモノガナリア――」
「イトエルモノガナリア――」
 次の瞬間、青年の凍てついた蒼い瞳が色付いた。
「コトノタマヲシズメン」
「コトノタマヲシズメン――」
 青年が強く両の手を打った。
「きゃっ。な、なに……?」
「これでもう大丈夫だ」
 言うなり椅子から立ち上がる。
 少女は自分の身体を見回して、特に変化がないのとを確認すると、わけがわからないと青年を見上げた。
「……さっきのヘンな言葉、いったいどういう意味なの?」
「意味なんかない」
「え……!?」
 と、その時、ふいに少女が怪訝そうな顔をして、鏡の中の自分を見つめた。
「……何だか気持ちが軽くなった気がしてきたわ」
 青年はヒーリングルームの戸口に向かいながら、軽く手の平を振った。
「言葉にも時にはムダが必要だ。覚えとけ」
 少女は慌てて立ち上がった。
「あなた、いったい……!?」
「……ココロか。案外、良い名かもな」
 しかし、その声はあまりにも小さく、少女には聞こえなかった。
 部屋を後にする青年の背を、少女は呆然と見送っていた。


『♪不思議ね 私が心の中で叫んだら
   あなたはすぐにコールくれるの
   こんなこと今までなかった
   こんなにも私を救ってくれる人
   神さま 出逢わせてくれてありがとう
   Thank you for your love,
   Please stand by me forever...』


「ココロ、なんか賞をもらったんじゃって?」
 老人の問いに、少女は少し得意げに頷いた。
「そうなの、おじいちゃん。この間、その授賞式があってね。プレゼンターの人にたくさん質問されて困っちゃった」
「たとえば?」
「うんとね、ファッションのこととか、作詞のこととか……ああ、あと、実際にコールもらったことは、とか」
 老人は呆れたように唇を曲げると、焼き色の付いた餃子を皿に取った。
「五月蝿いヤツらじゃな。で?」
「ん、でって?」
 少女が麺をくわえたまま顔を上げると、その顔を老人はまじまじと見返した。
「おまえは、それに何て答えたんじゃ?」
 少女はにこりと微笑んだ。
「おじいちゃん、ラーメン、今日もおいしいね」

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